外壁の種類 ・吹付外壁
モルタルやコンクリートなどを下地として、リシン等の吹付材を吹付ける工法です。
吹付け後にローラーやコテで抑えたり、櫛引(くしひき)する仕上げ等があります。
住宅メーカーの場合、セメント板外装材の外壁を工場で生産し、現場で組み立てた後に、
吹付する場合が多いようです。
吹付材には、防水性があり、雨水の進入を防ぐ役割もあります。
・サイディング
サイディングとは外壁に貼る仕上げ用の板材のことで、
窯業系サイディングと金属系サイディングがあります。
現場で、木材の下地を組んで、仕上げに外装材を貼ります。
・タイル
モルタルやコンクリートなどを下地として、タイルを貼ります。
タイルの貼り付け方は、接着工法や引っ掛け工法が一般的です。
・ALCパネル
ALCとは、軽量気泡コンクリートのことで、軽量で耐火性が良く、
加工が簡単というメリットがあります。
ただし衝撃に弱く、吸水性が大きい為、防水性のある仕上が必要となります。
ALC外壁パネルを採用した住宅メーカーとして、有名なのが、
旭化成ホームズのへーベルハウスです。 ・カーテンウォール
カーテンウォールとは、広義には非耐力壁全般を意味します。
金属によるものをメタルカーテンウォールと呼び、
プレキャストコンクリートによるものを、PCカーテンウォールと呼びます。
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