構造の補強、もしくは土壌の軽量化が必要
一般的な屋上やベランダの積算荷重条件は、150〜180kg/u程度です。
比重が約1.6の土を20cmの客土とした場合、荷重は約320kg/u以上となる
ため、構造の補強、または土壌を含めた植栽の軽量化を図る必要がある。
新築する際に、構造計算してもらった上で、屋上緑化しましょう。
通常の屋上は、土壌が載ることが構造計算に入っていませんので、
勝手に屋上緑化することは避けましょう。
植物を育成させる為の土壌の厚さは、植物の大きさと種類及び土壌の組成
により異なるので、積載荷重条件を考慮して、適切な土壌と植える植物の
大きさと種類を決めることが重要である。
また、樹木の重さや外構仕上材などの重さも考慮する必要がある。
軽量化の必須アイテム
パーライト、モスライト(針葉樹皮)などの各種土壌改良材をベースとした
ケーティソイルという人工軽量培養土があります。
また、真珠岩パーライトを主成分にしたアクアソイルというのもあります。
両方、比重が通常の土壌に比べて約3分の1と軽く屋上緑化には最適です。
その他にも、ビバソイル、エコエコKなど、軽量の人工土壌があるので、
十分検討してください。
|