脱衣室からバスルームに入るときに、一昔前でしたら 段差があって当たり前でしたが、最近になって、 右写真のような段差無しのものが増えてきました。 段差なしといっても、全くないわけではなくて、 数mmから1cm程度の段差はあります。 車椅子の生活になるなど、手足の自由がきかなくなると 数cmの段差が生活を脅かすことになります。 バリアフリーへのリフォームはありますが、 費用がかなりかかります。 手足が自由に動くときからバリアフリーにしておくことを お勧めします。
バリアフリーで欠かせないのが、手摺です。 浴槽から出ることは、意外と力が必要です。 若い頃は、それに気付かないのです。 中年になったら、「よいっしょ」っという掛け声で立ち上がる ようになります。 しかし、老人になったら、そんな掛け声だけでは 立ち上がることはできません。 手摺がない場合、浴槽の縁を持って、懸命に力を振り絞って 立ち上がるのです。 その為、浴槽の縁が持ちやすい太さに抑えている商品も あります。 手摺の大切さが分かって頂けたでしょうか!?
・浴槽の高さを35cm〜45cmにする。 ・出入口の幅を75cm以上確保しましょう。 ・照明器具は、脚立なしで取替可能な位置に付けましょう。