住宅ローンの返済方法

（１）元利均等返済

元金と利子を合わせた合計返済額を均等割にして、月々の返済額を一定にする方法。
毎月の返済額が一定なので、返済計画は立てやすいですが、はじめのうちは、
利子分の比重が多く、元金がなかなか減らないことになります。

（２）元金均等返済

元金を返済回数で均等割した額に、利子分を上乗せして返済していく方法。
初期の返済額は、多くなりますが、返済が進むにつれて利息分が軽くなり、
返済額も減っていきます。
総返済額は、元利均等返済よりも少なくて済みます。

◆返済期間について考える

借入額が同じであれば、長期返済にした方が、毎月の返済額は少なくなります。
ただし、借入ができるからといって、むやみに長期のローンを組むのは考えものです。
定年退職後もローンに追われる生活は、お勧めできません。
返済期間の限度は、定年の時期を目安にしたいものです。
また、長期返済にした方が、その分金利の負担が増えるので、総返済額は増えることになります。