高気密・高断熱住宅のすすめ
高気密・高断熱住宅は、発生したエネルギーを外に逃がさないという考えです。
例えば、エアコンで暖めた空気を外に逃がさないので、暖房効率をアップさせる効果があります。
その為、省エネ住宅には、高気密・高断熱は、欠かせないキーワードになってきています。
もし、断熱や気密をしていない住宅を建てたら、どこから熱が逃げるのかを解説したのが、
下のイラストです。
あらゆるところから熱が逃げていることが分かると思います。
最近では、ほとんどの住宅メーカーが、高気密・高断熱に取り組んでいるが、
これは、断熱工事が住宅金融公庫の融資対象の1つに取り入れられている為です。
融資の基準である省エネルギー基準は、5つのエリアに分かれており、
エリアによって、必要な断熱材や窓ガラスの種類が違うことになります。
高断熱・高気密にする為には、どうしたらいいかというと、外壁や天井、床に断熱材を
使用することです。
ほとんどの住宅メーカーでは、「ロックウール」や「ポリスチレンフォーム」といった断熱材を
壁や床、天井に施します。
また、窓ガラスは、単板ガラスよりも、ガラスを2枚使い、間に空気層を設けた複層ガラスの方が
断熱性は高いです。 さらにLow-E複層ガラスであれば、さらに断熱性がアップします。
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